ジュースの中の異物による負傷と製造物責任

(名古屋地裁平成11年6月30日判決 控訴後和解)

 消費者Xはファーストフード店Yにおいてハンバーガーとフライドポテトとジュースのセットを購入して勤務先で飲食し、ストローでジュースを飲んだ後に吐血し病院で診察を受け咽頭ファイバースコープで粘膜の下の出血が認められた。

 XはYに対し製造物責任、債務不履行、不法行為に基づいて慰謝料30万円と弁護士費用10万円の損害賠償を請求し、YはXが多量の出血を伴う障害を負った事実はない、ジュースは金属探知機による製品チェックを受けた上で納入されているし直径7ミリのストローを通過するような異物は故意でない限り混入することはありえないと争ったが、裁判所は製造物責任法3条を適用しYの製造物責任を認め、10万円の損害賠償を命じた。
 Yは控訴したが、平成12年5月10日に和解により決着した。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

生衛業(17業種)

協賛広告のお問い合せ

ページ上部へ戻る